そして入院 2そして入院 2 脳血管造影検査 が終わったのは夕方近くだった。 院内に家族がいなければならないので、病室に戻ると夫と娘が待っていた。 T先生 も看護婦さんと一緒に病室まで送ってきて ストレッチャーからベッドに私を移してくれた。 「 先生、自分でうつれそう、、」 というと、先生 「 ううん、だめだめ 」 (と、看護師さんでなく、T先生が移してくれた) それから翌日の朝まで、同じ姿勢で動いてはならず、 カテーテルを入れたあたりは、氷で冷やされて冷たく、 勿論自分でトイレにも行けないわけで、夕食は寝たまま、娘に食べさせてもらった。 おかげで翌朝 OK が出たときは、すっごい開放感 \(o⌒∇⌒o)/ この後2月17日の手術まで、やり残した眼科の検査に行ったり MRI を撮りに呼ばれて行くくらいで、 べつに特別なことはなし。 私は同室の人達とおしゃべりして楽しんだり、 お見舞いにきてくれた友人と、10階にあるレストランに行って、 お茶を飲んだりしていた。 そして毎日娘が仕事場から運んでくる伝票のチェックや、 事務関係の仕事をベッドでやっていた。 役所や銀行には自分で行けないので、それは電話で命令し、 家族の世話もできないからしなくていいしでのんきで楽しかったぁ~(^^)v この時期に先生たちは、大きくなってる私の脳腫瘍を、 それも場所が最悪の場所に浸潤してきていて、 良性腫瘍でも固いものだし、どこからどうやってメスをいれようかと考えていたみたいだ。 当の本人の私ははこのとき天国だった。 やることになってる手術の不安なんかは全然なく、 それより病院にいて、いろんなことから離れられ、 眠りたくなったらいつでも横になれるということが嬉しくてそれを満喫していた。 それくらいそのころの私は、疲れていたんだな。 脳腫瘍ってものはひとごとのようで、、、私はただ休みたかった、、、 前のページはここをクリック |